石巻旅行(石ノ森萬画館) 〜総合感想〜

石ノ森章太郎先生ゆかりの地・宮城県石巻市石ノ森萬画館に行ってきました。
現在『サイボーグ009』の特別企画展が開催中です!

1泊2日の人生初・1人旅。松島や塩竈神社を華麗にスルーし、2日間とも萬画館に入り浸り。
感想はね、もう・・・・たまんねぇ。恍惚。
島本和彦先生の言葉を借りると「俺の脳内の妄想の部屋が具現化」したような。正にそういう所でした。
なんで私が脳内に秘めてた妄想が現実になってるんだ!?なんでだうわっしゃァァァアアア!
ううん、「たまんねえ」だの「妄想」だのと品のない書き方をしましたが
実際に直筆原稿とか完結編の構想ノートとかアニメの「地上ここより永遠とわに」なんかを見ていると、
なんだか……神聖な崇高な気持ちになってくるんですよ。
目の前にあるのは国宝でした。そして辺りを包む静謐な空気感は、美術館・・・いえ聖域のそれでした。
もう1度行きたい。というかあそこに棲み付きたい。
サイボーグ009』展をやっているうちに、絶対にまた来よう。現地ですでに決心してました。
(「今度は日帰りで友達も誘えるかなぁ」とか計画も立て始めちゃってたりする。)

企画展示はもう感動しきりでしたが、来館者の層の厚さも印象に残ってます。
まず1番多いのは親子連れだけど、企画展ではそれと同じくらいに年配の方が多かった。夫婦で来ている人もいた。
(こういう人たちはきっとリアルタイムで『サイボーグ009』に親しんでた世代なんだろうなぁ。羨ましいなぁ。)
それから私と同じくらいの年頃の女の子もいたし、漫研部員と思しき会話をする男子グループもいた。
直筆原稿に見入っているお父さんお母さんを「はいはいつぎいきましょー」って急かしてるちびっ子がいるかと思えば、
逆にお父さんに「2人が地球に落ちてくんだよ」とアニメを見ながら説明している男の子もいたり。
(ええと、きみ小学校高学年くらいに見えるんだけど、平成版がリアルタイムに放送されてた頃すらまだよちよちだったんじゃ?)
・・・ああ、世代なんか関係ないんだ。これが名作の力だ。
この作品のすごさ。影響力。普遍性。実感しました。


さて長くなりましたが、この駄文を読んでくださってる方々に言いたいことはただ1つです。
サイボーグ009』が好きな人、とにかく萬画館に行こう。
知らない人も、行ってみて。

もっぺん思い出してください、009の世界。感じてください、永久不変のメッセージ。
「2009 exhibition of CYBORG009 THE CONTRAST」2010年1月17日まで開催です!


細かいレポは後日アップしようと思ってます。もうすぐテストなのでちっとは勉強せにゃ。