『新吼えろペン』3〜4集 感想
- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/12/19
- メディア: コミック
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (42件) を見る
炎尾先生の「夢があったらあきらめろ!!」「あきらめてたらかなった夢でも確認しに行ってくるか!」というドライで殺伐としたセリフがやけにリアルで効きました。良い子のみんなはこんなミもフタもない言葉をインプットしちゃだめだぞ。ヒーローも気構えが男前になったなぁ。旧シリーズの「安全なほうの道を」という炎尾先生の言葉の意味もやっと真に理解できた。そうかー、「危険な道」と「困難な道」の違いが分からず猪突猛進して自滅するのが青さか!「困難な道」は選んで良いが「危険な道」は選んではいけない、「安全な道を選ぶ」ということは決してぬるま湯に浸かることと同義ではないのだ。あああ目からウロコですよ!ぱみぱの決断と思い切りの良さも格好良い。もしやこの巻でいちばん子供なのって炎尾先生では!?
- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: コミック
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (40件) を見る
>「なぜ!! なぜこんな……つまんねぇものが売れてんだよ――――っ!こんなクソつまんねぇマンガが――っ!!」
>おれにはまったくわかんねーよ!! 読者の頭がわりーんじゃねーのか!?
とシャウトしつつ
>とか思いはじめたら――確実に自分自身が病みはじめてる凶兆!
>そんな時は!!
>「他人のマンガより、まず自分を心配しなくては!!」
その通りです、炎尾先生!言葉と魂は熱くても、頭の中は常に氷水のように冷たく冷静でなければ人道を外れるよな。